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据置型のカーナビは、進化の方向を間違ったんじゃないか?

カテゴリ:システム考
タグ: カーナビ  進化 
更新日:2010-11-22
Googleマップナビの評判がいいらしい。ポータブルのカーナビも増えてる。カーナビなんて、もうポータブルでいいよね、という流れはあるのだろう。設置型のナビは、精度や機能面で有利さはあるし、通信連動タイプも出てきてはいる。とはいえ、進化の方向を間違った、と思う。

一つめの間違いは、DVDビデオを見られるようにしたこと。

地図の容量対応のためにCDからDVDにしたのは間違ってない。でも、ビデオを見られるようにしてはいけなかった。一応、公式には走行中は見れないことになっている。じゃあ、停車中に見るか?そんなわけはない。脱獄して走行中に見られるようにしている人は多いだろう。

これの何がまずいかというと、走行中にナビ以外のことができてしまうということ。カーナビの案内には、機種ごとに癖がある。表示の癖、ルート検索の癖、曲がり角の案内のタイミングの癖、などなど。私は、普段でも、よく知っているところに行く時でも、かならずナビに案内させる。普段からナビを使うことで癖を体感して、慣れておく。そうしておけば、知らない土地に行っても、迷うことなくスムーズに運転ができる。でも、ナビ以外のことができてしまうと、そういう訓練をする場を奪ってしまう。

カーナビを普段からもっと使ってもらえるような工夫をするべきだったんだと思う。

二つ目の間違いは、3D表示。

以前、カーナビのパンフレットで見たのは、「そこの角を曲がるとすごいよ」「なになに?」目の前の風景が3Dモデルで表現されてカーナビの画面に表示される「わーすごい」、とかいうコピー。すごかねーよ。目の前の風景が、貧弱な3Dモデルで再現されて、いったい何が嬉しい?

3DCGというのが見る人にインパクトを与えるのは認める。カーナビの貧弱なコンピュータリソースで3D表示をすることを技術者が面白いと思って、頑張った姿は想像できる。だけど、それに意味があるのかは、ちゃんと考えないといけないんだと思う。

そうだな。たとえば、私の車は、走行可能距離が表示される。ガソリンの残量と走行距離から計算した燃費で予想しているらしい。でも、ナビとは独立した情報でしかない。これがナビと連動していれば、高速走行中にガソリンの給油をするべきサービスエリアの候補を推薦することができるだろう。一般道の走行時でも可能だろうし、帰宅前にスタンドに回って給油したほうがいいか教えることもできるだろう。

あるいは、ハンドルやブレーキ操作から、ドライバーの体調を読み取ることができれば、休憩を促することもできるだろうし、駐車場のある最適な場所を案内することもできるだろう。

これは、車の状態をカーナビが参照できれば、それほど難しいことじゃないと思う。車の状態が参照でき、ドライバーや車内空間に合わせた情報を提供できれば、ポータブルタイプのカーナビに対する特徴にもなるだろう。

カーナビはもっと進化できる、そう思ってきた。モバイル通信の環境が整ってきたから、さらにできることは広がる、そう思ってきた。だけど、据置型としての進化を怠ってきたとしか思えない。だから、今、モバイル端末やポータブルナビに食われようとしている。



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プロフィール

いむら@fintopo いむら@fintopo

フリーのシステムエンジニア兼プログラマです。趣味はガーデニングとカメラ。2017年4月にα7IIを買いました。フルサイズ一眼初心者です。

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