ショートメッセージSNS「ぼたん」を公開しました。
ショートメッセージSNS「ぼたん」簡単に言えば、Twitter風のクローズドなSNSです。Google App Engineで最初に作った習作でもあって、ほんとうはMyムック「すみれ」を開発する前に、ほぼできていたんですが、細かい不具合があって、結局、公開は後になってしまいました。
さて、Twitter風なんて、ありがちと言えばありがちなツールを、なんで今更作ったかという話を少ししておきます。
掲示板、ブログ、Twitterなど、インターネットにはコミュニケーションを取るためのツールがいろいろとあります。ですが、リアルの友達やサークル活動、仕事上の付き合いなど、意外とクローズドな環境でのコミュニケーションの仕組みがありません。結局はメール、せいぜいメーリングリストになっちゃいます。インターネットというのは、基本的にオープンな仕組みなんですね。
メールで困らん、ということかもしれません。クローズドにしたい内容というのは、結局は、メールアドレスを交換するような関係の上でのことなんでしょうから。
でも、やっぱりメールでは不足があるようにも思います。メールは、所詮、一対一のコミュニケーションツールです。そのため、少人数であっても、グループ内でのコミュニケーションを取るのが難しいという印象があります。例えば、肝心な人のアドレスが抜けていて連絡が取れていなかったとか、用がないと送りにくいためコミュニケーションが不足しがちだとか。MLを使っても、あまり状況は変わらないんじゃないでしょうか?メールは、告知くらいならいいんですが、複数のメンバーでの普段の何気ない会話がうまくできないように思います。(一対一ならできるのですが・・・)
メールの代替なんて、大上段に構えるつもりもありません。今の「ぼたん」に代替できる機能があるというわけでも、アイデアがあるというわけでもありません。ただ、既存のツールではできない隙間を、少しでも埋められたらいいな、と思って作ってみました。
あと、去年は「さざんか」というサポート用のWebシステムを作ったり、他にも仕事でコミュニケーションツールを作る機会がありました。
Webサポートシステム「さざんか」簡単なメッセージをやり取りするようなコミュニケーションツールは、基本的な機能として、これからも必要になりそうな予感がありました。ならいっそ、コミュニケーション機能を他のツールに組み込むときのベースとなるツールがあれば便利かな、と思ったのです。
最近でも、pixivがミニブログ機能を取り入れたというニュースがありました。
ピクシブ、イラストコミュニティサイト「pixiv」に新機能「スタックフィード」 - CNET Japan
今後、こういう機能は増えていくんじゃないでしょうか。そいうときに、簡単に組み込めるための仕組みがあればいいな、と思っています。まぁ、まだ、基本的な機能を実装しただけのプロトタイプのようなデキで、組み込むための仕組みなんて設計もできてませんけど・・・
とはいえ、自分なりの新機軸も取り入れてあります。逐次バージョンアップもしていきますので、いつものごとく、ゆるりとお付き合いください。
ショートメッセージSNS「ぼたん」
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