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「超高速開発」って、考えれば考えるほど、微妙な名称だなぁ。

カテゴリ:コンピューター
タグ: 超高速開発 
更新日:2013-08-09
「超高速開発」って、考えれば考えるほど、微妙な名称だなぁ。

> 「超高速開発」はイノベーションの兆しか? - fintopo

一つは開発偏重の習慣を追認しちゃってること。

保守費用って、なかなか払ってくれないんだよねぇ。

システムって保守なしでは運用できないから、なんらかの作業は発生するんだけど、費用が出ないからできることも限られてくる。費用に合わせて、その場しのぎになる。ちゃんとした対応ができない。

IE6がなかなか死滅しない、という理由はこれだよね。

インストールするアプリケーションを限定するというセキュリティ対策があるから、古いIEしか使えないのはセキュリティのためと思っている人も少なくないようなんだけど、セキュリティを考えるなら、最新版のブラウザにした方がいいに決まってる。でも、それができない。業務システムを新しいブラウザに対応するための費用が出ないからだ。

ユーザーからすれば、高い開発費を払ったんだから面倒みろよ、ってことにもなりやすいから、保守って基本的には赤字じゃないかな。それを補うためにも開発費を取るしかなく、高くなった開発費のために保守費用は出ず・・・

こういう環境の中に「超高速開発」なんて言ったら、人月契約なんだから実入りが減っちゃうじゃん、って思われちゃう。

「超高速開発」を進める目的って、開発を軽くして、その分、保守(運用フェーズ)を重くしよう、ってことだと思う。でも、「開発」って言葉が入ってるから、目的が半分しか伝わらずに誤解させてしまう。

それに、運用まで含めて「開発」という言葉の意味を拡張したら、全然「超高速」って感じがしない。逆に「開発の引き伸ばし」なんて言われてもおかしくない。


> 超高速開発コミュニティ- 記者会見から二日目の状況 - ジャスミンソフト日記

「超高速開発コミュニティ」の対象は、企業向け業務アプリケーション開発(エンタープライズアプリケーション)に限っています。

この対象としているSIerとか、受託開発とか言われる業界の先行きがきびしいのは、もう何年も前から言われていて、だけど、改善される様子はない。あきらかにイノベーションのジレンマに陥っている。こういう業界に対してイノベーションを起こす方法は、もう分かっている。破壊的イノベーションだ。

「超高速開発」って、ウォーターフォール型の開発で設計フェーズに時間をかけすぎて完成しなかったり、後工程にしわ寄せがいってデスマーチ化したりすることに対して、設計してすぐに動かせばいいよ、ってことなんだろう。けどそれって、アジャイルだよね?

SIerの主流にアプローチしても破壊的イノベーションにならない。それが難しかったから、ツールベンダーのコミュニティという面白い動きになったのだろう。なら、既に「超高速開発」を目指しているアジャイルな人たちは、引き込んで味方にしなきゃいけないと思うけど、「超高速開発コミュニティ」がツールベンダーの集まりということから、ツール売りたいんでしょ?と警戒させてしまう。

「超高速開発コミュニティ」って、なんでこういう名称にしたのかは、ちょっと興味があるね。
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プロフィール

いむら@fintopo いむら@fintopo

ガーデニングが趣味のフリーのシステムエンジニア兼プログラマ(フルスタックエンジニア)です。

仕事募集中です。個人なので、融通がききます。 大規模な開発はできないかもしれませんが、研究や製品開発レベルでの小規模開発、特に相談しながら新しいものを作っていくのが得意です。詳しくはWebサイトをご覧ください。
詳しくは「fintopoとは」をご覧ください。

> fintopoとは

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