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enchantMOONの予約をしました。手書きタブレットに憧れるわけ。

カテゴリ:enchantMOON
更新日:2013-04-23
enchantMOONの予約をしました。予約システムはエラーになっちゃったので、アスキーストアで予約しました。

> enchantMOON ; The Hypertext Authoring Tablet

高くなりそう、という話だったので5万円は越えるんだろうし様子見かな、と思ってた。ところが、予約開始のニュースで3万円台(個人的には4万円と書きたいところだけど、下記の記事にあわせる)ということで、当日予約することにした。新型iPadが春に出るつもりでいたから予算もあるしね。(予算があっても、金があるわけではないが・・・!?)

> enchantMOON価格決定プロセス / "新しいコンピュータ"が39,800円である理由 - UEI shi3zの日記

 そこまで考えると、例えば僕たちが非常に保守的な考え方で、どうしても資金を回収するために5万円で売るとします。5万円を超えるとサラリーマンのお小遣いで即決で買うにはちょっと厳しい値段です。こういう商品はじわじわと半年くらいかけて売れて行くでしょう。まあそれでも少量生産なので、enchantMOONは幻のハードウェアということになると思います。

 これはこれでUEIの事業としてはこと足りるかもしれませんが、その結果本当に欲しいと思っている人が5万円はいますぐ用意できなくて買うことができずに涙を飲むかもしれません。そしてこのようなハードウェアの場合、初回ロットが手に入らないということは、永久に手に入らないことを意味します。


いやぁ、まさに手に入らないで涙をのむ人の一人になるところでした。この価格だったから買った奴が、ここに確実に一人います。

思えばiPadもそうだったなぁ。あのころは、もっと金がなかったし、5万円を切ってなければ、様子見してたよなぁ。

それにしても、この記事。赤裸々に製造の裏側の話を語ってて面白い。分野は違っても、製造や流通に関わっていれば常識的な話だけれど、意外と知らないことだよなぁ。私も、業務システムなんか作ってなければ、想像するのも難しいところだ。

前半も面白いんだけど、私が興味を持ったのは後半。まず、流通コスト高けー

 ある販売会社からは30%と言われました。30%というのは、10万円の商品のうち3万円が単に流通が持って行く経費ということです。大手量販店では50%近くなることもざらだそうです。相場からいくと、製造原価の3~6倍が普通の価格です。もうわけがわからないのでメーカーは「オープンプライス」という価格を敢えて決めない戦略をとっています。でもそれは値段が決まったとは言えないですよね。


 これを極限まで下げたいと思いました。
 なにしろどれくらい売れるのか全く解らないので、当面直販のみとすることにします。


 ハードウェアの製造原価は30,000円程度です。ふつう、原価が30,000円だと店頭価格は9万円台になります。メーカーに居た経験のある社員にそれを聞いて仰天しました。


細かく言及はしない。これだけネット通販が普及してると、この先どうなるかは、もう時間の問題だよね。こういう話を聞いてると、予約システムが破綻したのも、ほほえましい話です。

研究開発費の話も面白い。ようは、これが回収できるかどうかが、UEIとしてのコストの問題なんだよね。

自社生産していないので、ハードウェアの製造コストは、仕入で変動費だから、これより安く売れないよね、ってだけなんだよね。だけど、研究開発費は、固定費で、すでに投資した額。管理会計のうち、原価管理なんて、固定費の扱いだけがテーマといってもいいくらいだし、すでに投資したお金というのは、サンクコストの問題もあって、どちらも判断が難しい課題なんだよね。

で、なんのために回収するのか、という事になるんだけど・・・

しかし買う人にとってはUEIの研究開発費が回収できるかどうかなんて、本質的には関係ないですよね。


 1000万台売ろうとして作られる端末も、100台しか作られない端末も、値段は値段です。


 我々はなんのためにハードウェア事業をスタートするのか、それは新しいコンピュータを創りだすためです。それを世に問い、新しいパラダイムを見つけ出すためです。


だとすれば、最初の機種で投資を全て回収しようなんてちょっとムシの良すぎる話ではないですか。


・・・<略>・・・


年商10億円の会社にとって、5000万円は決して安い金額ではありません。
 けど、初回の製造販売が失敗したら、損するのは5000万円ではなく、1億5千万円まるごとです。


こういう判断は好ましいと思う。自分にできるかどうかわからないから、余計に。

さて、前置きが長くなった。それじゃあ、enchantMOONに惹かれた話をしておこう。

enchantMOONは、手書き特化のタブレットなんだけど、個人的には手書きなんて、もうほとんどしてないんだよね。文字に関して言えば、カードや宅配の受け取りでサインするだけ。それだって、崩した文字を超えて、別の字になってる。

いやぁ、もっと酷いかも。文字通り、ミミズの這ったような、文字になってない文字しか書けなくなってる。ほんと、I/Oって遅くてやだよね。頭のなかでは、もうちっとマシな字で書けてるんだけどな。ハードウェア(手)の動きが遅くてイメージ通りに書けないんだよ・・・

それでもenchantMOONに惹かれたのは、手書きを完全に捨て切れていないところがあるから。

それはアイデアをまとめる時なんだよね。ER図モドキだったり、ワイヤーフレームモドキだったりを描く時には、手書きが一番しっくりくる。文字なら、もうキーボードを打ったほうが早いし、iPadのソフトキーボードでも、手で書くよりずっとマシなんだよね。ところが、図になると、そうでもない。

仕事机の横には、裏紙の束を挟んだクリップ付きのバインダーが置いてある。なんか、もやもやした時には、これに図を書いて頭を整理する。もう、落書きとしか思えない、カオスな図で、後から見てもなんだかわからないこともあるんだけど、これがかなり重要なんだよね。

これもデジタル化欲求は、ずっとある。なんでデジタル化したいかというと、時々眺めてアイデアを練り直したいと思っているから。デジタル化というより、モバイル化したいのかな。

清書にはVisioを使ってるんで、これでアイデアをまとめようとすると、なんだか手が動かない。なまじ、縦横が揃ってないとか、細かいことが気になって、本質的なアイデアが練れない。iPadのドロー系アプリも試したけど、いまいちしっくりこない。写真に撮ってEvernoteにでも放り込んでおく、というのもやってみたけど、新しいアイデアで図を追加したり、描き直したりできないからすぐにやめた。このために紙の手帳も使ってみたけど、うまくいかない。

で、結局、デジタル化というか、モバイル化ができていない。enchantMOONには、この野望が果たせるかどうか?に期待しているんだよね。

だったらそれでやってみよう。
 一人でも多くの人に、新しいコンピュータの感覚を体験して欲しいし、このムーブメントに参加して欲しい。子供がいたら、子供と一緒に、この新しいオモチャをどう活用するのか試して欲しい。もちろん、最初から完璧に完成されたものを出すことはできないけど、僕たちとしてはできるだけのことをやる。さあ、のるか、そるか。

とりあえず目先の採算は無視して、しがらみに囚われないベンチャー企業だからこそできる野心的な価格設定で勝負したい。それで39,800円なのです。これ以上安くすると、僕たちは次の打席に立つことが出来ません。そういう値段です。


初代でダメでも、諦めることはないだろう。でも、次の打席も期待して、まずは買って見ることにしました。
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プロフィール

いむら@fintopo いむら@fintopo

フリーのシステムエンジニア兼プログラマです。趣味はガーデニングとカメラ。2017年4月にα7IIを買いました。フルサイズ一眼初心者です。

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