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Googleリーダーを使っていたわけ。「みんなのトレンド」で読みたいんじゃなくて、「自分のトレンド」で読みたいんだよね。

カテゴリ:システム考
タグ: RSSリーダー 
更新日:2013-03-16
Googleリーダーの終了ニュースで騒がしいけど、いろいろRSSリーダー論が聞けて面白い。

「RSSリーダーなんて一般的じゃない」論は、ある意味当然の話だと思う。そもそも、「RSS」という用語は、フォーマットの総称で、まぁ、技術用語だよね。こんな用語が表に出てる段階で一般的じゃない。とはいえ、ベタでも、そう表現するしか無かったんだよね。

「ブログ」というのは、いろんな物を包含してたんだけど、「RSSリーダー」で情報配信の仕組みが整ったとき、ようやっと、という感じはあったなぁ。

大学生の時は、インターネットといえばネットニュースだった。
ニュースサイトのことじゃなくてね。そういう仕組があったのよ。

> ネットニュース - Wikipedia

でも、インターネットが一般に普及するようになったとき、ネットニュースは最初から相手にされてなかった。普及の原動力はWebで、情報配信とコミュニケーションは、Webサイトと掲示板システムが主流になった。

不便だったねぇ。

掲示板システムはサイトごとに全く違うものだった。Webサイトも含めて、新着を知るにはブラウザでちまちま巡回するしかなかった。しかも、回線容量は今より全然細いし、定額で使えるのは夜間だけ。不便さということでは、パソコン通信から入ってきた人も同じだったんじゃないかなぁ。あっちも巡回用のツールが充実してたからねぇ。

ブログが出てきて、RSSでフィードされて、RSSリーダーで読めるようになったとき、ようやっと、巡回システムが再構築されたんだ。手元に情報が集まってくる感じが戻ってきたと思った。

だけど、ブログには問題があった。
主には、コメントとトラックバックのスパム化。この機能は、今では、ほとんど死んでるよね。

代わりに出てきたのがSNS。
ユーザー認証とソーシャルネットワークでスパム化を防いだわけだ。

「ブログ vs Twitter」論で、「ブログといっても、コミュニケーションはTwitterに代替させてるだけ」というのがある。ブログのコメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能が使えなくなってきたところに入り込んだのがTwitterだったとも言える。Twitterの特徴は、公開性とリアルタイム性にあって、一回のメッセージの短さもあって、うまく補間する関係になった。

一方でブログのコミュニケーション機能を包含したまま、RSSリーダーを統合して、進化したのがFacebookなどのSNSと考えることができる。Facebookのダッシュボードは、RSSリーダーなんだよね。フィードをフォローする代わりに、ユーザーをフォローしているだけだ。SNSのもつ閉鎖性や実名制は、スパム化を防ぐためのユーザー認証の結果とも言える。

> Googleリーダーの刷新と、Tumblrと、機能とインタフェースの選択の重要性 - fintopo

こう考えてくると、情報発信とコミュニケーションは、インターネットに最初からあった機能になる。それが、技術的にも文化的にも進化し、成熟してきた。そうなれば、まだ未文化だった「ブログ」が時代遅れになっていくのは当然のことだろう。

だけどまだ、「ブログ」に残っているものはあるんじゃないのかなぁ?

Twitterを始めてブログの更新頻度が減ったという人もいるけど、やっぱりブログの方がいいという人もいる。RSSリーダーだって、Googleリーダー停止でこれだけの騒ぎになることを思えば、現状のSNSやTwitterやソーシャルネットワークやキュレーションサービスが、すべてを代替できていない事がわかる。

知らないだけ?そうかもしれない。
けれど、ひと通り使ってみた上で、Googleリーダーに戻ってきていた身としては、まだ何かあると思いたいじゃない?

というわけで、まずは、どうしてGoogleリーダーだったかについて考えてみることにしよう。

一つ目は、文量かなぁ。
ブログ程度の文量が、私の思考に一番刺激になるようだ。文量は、出力にも影響していて、書くにしてもブログ程度の量が書きやすい。ツイートでは少ないし、連ツイートを追うのは面倒。最近、本をあまり買わないんだけど、書籍では多いと感じている。まとまった情報源が欲しい時にはいいんだけどね。

読むかどうかは、タイトルだけで判断している。
最近は、タイトルを工夫する人も多いので、情報量としては十分あると思う。本文は、サイトを見に行ってる。全文フィードしているものばかりじゃないし、スタイルが崩れているのもある。iPadで読むようになって、モバイル版のGoogleリーダーは、横幅が広くなりすぎて読みにくいというのもあった。

あと、基本的に「全て既読にする」というのは使っていない。
読んでないのは、全て未読のまま残す。
未読が溜まって辛い、という人も多いようだけれど、別に気にしなきゃいいだけなのに、と思う。
iPadで暇な時につらつらタイトル一覧を眺めていると、何回も見ているうちに読みたくなってくるタイトルとか、今は読みたくないタイトルとかがあるのが分かる。どうせ、新着で流れていってしまうし、絶対全部読みたいブログならフォルダーを分けておけばいい。

たぶん、「みんなのトレンド」で読みたいんじゃなくて、「自分のトレンド」で読みたいんだよね。
自動化はしてくれなかったので、未読を既読にしないで、自分でタイトルを読んで判断していたわけだ。

これらを統合すると、RSSリーダーがマシ、という結論になっていたんだと思う。
もちろん、完全じゃない。

例えば、もう新着のリアルタイム性というのは、あまり必要ないんだよね。
流行りやニュースを知りたいなら、ソーシャルメディアの方がいいだろう。
当たり前だけど、私が、今、面白いと思うものは、今、書かれた記事だけじゃない。

タイトルのせいで見落としているとか、新着で流れてしまったとかで、読んでいない記事はたくさんある。情報過多で読みきれん、という意味では新着で流れていくのも仕方がないと思っていた。

けど、同じ日でも読みたい記事のタイトルが違うのだから、過去のタイトルがランダムに含まれても、たぶん全然困らない。というか、そうなってくれてるほうが嬉しいかも。
面白さも、日や、季節や、年数で変わっていくから、最近の既読タイトルから「自分のトレンド」を分析しておすすめしてくれる、なんていいかも。

「自分のトレンド」を追う、という意味では、フィードの削除がやりにくいのが問題だった。
情報過多でフィルタリングが必要なんだから、もはや溜め込むのは好ましくないんじゃないか。基本は一期一会でいいようにも思う。なら、読む頻度が低くなったフィードは、削除されてもいいのかもしれない。

RSSリーダーだって、新しいツールの登場で、包含していた機能を捨ててもいいのであれば、もっとシンプルに、違うツールとして進化しうるだろう。Googleリーダーの停止が、新しいツールの登場のきっかけになるといいなと思う。
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プロフィール

いむら@fintopo いむら@fintopo

フリーのシステムエンジニア兼プログラマです。趣味はガーデニングとカメラ。2017年4月にα7IIを買いました。フルサイズ一眼初心者です。

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