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「Write once, run anywhere(一度コードを書けば、どの環境でも動く)」の夢は叶わないのか?

カテゴリ:システム考
更新日:2012-10-23
Java界のことは、全く知らない。それでももはや、Javaを使っている人でも「Write once, run anywhere(一度コードを書けば、どの環境でも動く)」という標語は信じてないだろう。だけど、これはソフトウェアエンジニアの夢なんだよね。

開発者の夢といい、その標語を掲げて登場したJavaを、だけど私は使ったことがない。それは、Windows-PCがあったからなんだよね。PCと言えばWindows。そういう時代が長らく続いてきた。だから、とりあえずWindowsで動けば仕事上は困らなかった。業務アプリといえばエンタープライズ。エンタープライズといえばJavaが優勢らしいんだけど、それでもJavaを使わなくても何とかなってきた理由でもある。

ところが、この状況に変化が生じてきた。Appleである。iPhoneで切り開き、iPadで確実となった「新しいPC」の時代の到来である。

> iPadの後続がなかなか出ないのはタブレットPCは視野になかったということか? - fintopo

この記事を書いたのは、2010年07月のこと。iPadを手に入れてしばらくして書いたものだ。iPadの登場から2年半。ようやっと、Android各社も使えるタブレットを出してくるようになった。マイクロソフトもWindows8で追撃体制が整う。Appleは、噂のiPad miniで引き離すのか?「新しいPCの時代 第二章」の到来というところか。

WebOSは、立ち上げに苦労してるけど、ChromeOSもあるし、FirefoxOSの話も出てる。いろんな製品が出てくるというのは、その分野が注目されているということだ。それは面白いし、楽しいことだと思う。開発者としても面白い時代になってきたと感じる。とはいえ、楽しいばかりじゃない。

「新しいPC」は、Windows-PCとは違い、垂直統合型だという。ハードウェア込で提供されるというだけでなく、アプリも「Store」からしか入手できない。ということは、OSごとにアプリを開発しないといけないということになる。Windowsだけで動けばいい、とは全く言えないし、これからはiOSだけでいい、とも言えなくなってくるだろう。

「Write once, run anywhere」の夢を、個人的には、Webに期待した。Webアプリであれば、ブラウザさえあればいいからだ。とはいえ、この未来も必ずしも明るくない。

> FacebookのザッカーバーグCEO、「HTML5に賭けたのは失敗」 Androidアプリも間もなくネイティブに - ITmedia ニュース
> スクリプト言語の高速化とWebアプリの3D化に進むGoogle - 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

Webアプリでは、実行速度を早くすることに限界がある。JavaScriptの高速化は既に限界とも言われ、Googleは新しい言語の開発を始めている。ブラウザ間の互換性の問題もある。

「新しいPC」にはブラウザが必須とはいえ、Webアプリだけで済むことはないんだろう。開発者的には「Write once, run anywhere」の夢は、また遠のいたという感じ。

これは叶わぬ夢なのかもしれない。技術的に改善の余地があるから、新しい技術が出て、環境も変わってくる。だからこそ、面白いわけでもあるのだから。
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プロフィール

いむら@fintopo いむら@fintopo

フリーのシステムエンジニア兼プログラマです。趣味はガーデニングとカメラ。2017年4月にα7IIを買いました。フルサイズ一眼初心者です。

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